ウクライナ4州の併合、ロシア上院も全会一致で承認

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国歌に耳を傾けるロシア連邦院の議員ら=4日、モスクワ/Federation Council of the Federal Assembly of the Russian Federation/AP

国歌に耳を傾けるロシア連邦院の議員ら=4日、モスクワ/Federation Council of the Federal Assembly of the Russian Federation/AP

(CNN) ロシア連邦院(上院)は4日、プーチン大統領が宣言したウクライナ4州の併合を全会一致で承認した。プーチン氏の署名を経て法律が成立する。

4州の併合は国際法に違反するが、国家院(下院)では3日に全会一致で承認されていた。

法律によると、ウクライナ東部ドネツク州とルハンスク州、中南部ザポリージャ州、南部ヘルソン州の親ロシア派幹部とプーチン氏が併合文書に署名した9月30日付で、4州の住民はロシア国民として認められた。

ロシア国営タス通信は、住民らが申請書の提出と宣誓を経てロシア国籍を取得できると伝えた。

法律によると、ドネツク、ルハンスク両州で親ロ派が名乗る「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」はその名称のまま、ザポリージャとヘルソンは「地域」として、ロシアに編入される。

各共和国と地域の境界は併合時のまま維持され、他国との境界はロシア国境とみなされるという。

一方、前線ではウクライナ軍の快進撃が続き、ロシア軍は併合を宣言した地域の中にある複数の拠点から撤退を余儀なくされている。

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