最大都市カラチで豪雨被害、気候変動で異常気象が加速 パキスタン

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冠水した道路を走る車両=24日、パキスタン・カラチ/Akhtar Soomro/Reuters

冠水した道路を走る車両=24日、パキスタン・カラチ/Akhtar Soomro/Reuters

パキスタン・イスラマバード(CNN) パキスタンの最大都市カラチで豪雨や鉄砲水の被害が広がっている。インフラが破壊されて公共サービスは中断し、23日以来の死者は少なくとも15人に上った。

カラチは24日夜、60ミリを超す大雨が降り、わずか数時間で約1カ月分に相当する雨量が観測された。

パキスタンでは例年、夏の間の数カ月はモンスーンの大雨に見舞われる。しかし専門家によると、ここ数年は気候変動の影響で大雨の頻度や激しさが増している

同国の気候変動相は24日、14以上の市や町村に鉄砲水警報を出して住民に警戒を呼びかけた。

国家災害対策当局によると、6月にモンスーンのシーズンが始まって以来、パキスタン全土で300人以上が豪雨のために死亡している。

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