アジアに米空母不在の事態か、アフガン撤退支援で1隻派遣へ

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米海軍横須賀基地を拠点にする空母「ロナルド・レーガン」/MC2 Kaila V. Peters/US Navy

米海軍横須賀基地を拠点にする空母「ロナルド・レーガン」/MC2 Kaila V. Peters/US Navy

(CNN) 日本の米海軍横須賀基地を拠点にする空母「ロナルド・レーガン」が近く中東へ出動し、アジアに展開する米空母が皆無となり米国の地域的な海上戦力が低下する可能性が出て来た。

2人の米政府当局者が明らかにした。中東への派遣はアフガニスタン駐留米軍の撤退支援が目的で、オースティン米国防長官が早ければ今週、命令を出す見通し。

米空母の長期不在は、南シナ海や台湾問題などで軍事的な脅威を高める中国を利するとの指摘も出ている。

米政府当局者によると、ロナルド・レーガンに随伴する巡洋艦や駆逐艦の隻数は未定。同空母はアラビア海北部で同様の任務を遂行中の空母「ドワイト・D・アイゼンハワー」と交代する。

米海軍協会によると、アイゼンハワーの中東配備はここ1年で2回目で、修理のため今年7月に作戦海域を離れる必要がある。アフガン駐留米軍の撤収期限は今年9月11日で、ペルシャ湾への空母配置は少なくともこの期限まで維持される可能性がある。

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