米大使館周辺で2日連続のデモ、治安部隊が事態収拾 イラク

バグダッド(CNN) イラクの首都バグダッドの米大使館周辺で1日、イランを後ろ盾とする武装勢力への米軍の空爆に抗議するデモが2日連続で行われた。ただ、デモ隊は夕方には撤収し、イラク治安部隊が事態を収拾した。

目撃者はCNNの取材に、治安部隊がデモ隊に催涙ガスやゴム弾を放ったと証言。デモ隊の一部が大使館の壁をよじ登ろうとする場面もあったと語った。

別の目撃証言によると、デモ隊は投石を行ったり、大使館の入り口にある警備施設や壁に放火しようとしたりしたという。

ただ、デモ隊は夕方までには入り口周辺から撤収した。

デモの主要勢力であるイスラム教シーア派武装組織「カタイブ・ヒズボラ」の報道官は、「全員に撤収を指示した。我々のメッセージを米国は受け取ったはずだからだ」としている。

米軍は先月29日、イラクとシリアで、カタイブ・ヒズボラとつながりがあるとする施設5カ所に空爆を行った。イラクではこのところ米国の施設に対するロケット攻撃が増えており、米当局者はカタイブ・ヒズボラの関与を指摘している。

先週の攻撃では米国人の請負業者1人が死亡。これをきっかけにトランプ政権は空爆に踏み切った。

トランプ大統領は米国人業者の死と在イラク米大使館への襲撃について、いずれもイランに責任があると主張。これに対し、イランの最高指導者ハメネイ師はツイッターで、「米国に論理的に考える能力があれば、イラクやアフガニスタンで行ってきた犯罪のせいで、各国で憎まれているのだと分かるだろう」と述べた。

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