北朝鮮、米朝首脳会談の実現に引き続き意欲

トランプ大統領、米朝首脳会談を中止

韓国・ソウル(CNN) 米国のトランプ大統領が6月に予定されていた北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との首脳会談を中止すると表明したことについて、北朝鮮は25日、会談中止は朝鮮半島の平和を望む国際社会の期待に反すると批判した。

朝鮮中央通信によると、米国との交渉を長年担当してきた北朝鮮外務省トップの金桂寛(キムゲグァン)氏は、「我々はいつ、いかなる形でも、直接会談に臨む意思がある」と述べ、米国との会談に引き続き意欲を示した。

その上で、「米朝首脳会談に関するトランプ大統領の声明は、朝鮮半島および世界の平和と安定を望む人の願いに反する」と主張。米朝関係の「恥ずべき」現状は、両国がいかに首脳会談を必要としているかを物語ると指摘し、「(金)委員長は、もしトランプ大統領と会談すれば好スタートを切ることができたと語り、その準備のためにあらゆる努力をしたと語った」と述べている。

しかし米政権が一方的に会談を中止したことで、北朝鮮側はこれまでの取り組みや、「我々が新たに選んだ道」が正しかったかどうかについて再考を余儀なくされると金氏は話し、「朝鮮半島と人類の平和と安定のため、あらゆる手を尽くすという我々の目標と意思は変わらない。我々は常に寛大な心で、米国に時間と機会を与える意思がある」と強調した。

トランプ大統領は24日に米朝首脳会談の中止を表明。金委員長に宛てた書簡の中で、北朝鮮高官の敵対的な発言や、核廃棄の意思に関する懸念を挙げ、首脳会談を行うことは「不適切」だとする認識を示した。

ただし、「もし金正恩氏が建設的な対話と行動を選ぶのであれば、私は待っている」と述べ、会談実現の可能性は残している。

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