トランプ氏の不倫口止め料巡る裁判、公判延期と裁判地変更の申し立てを判事が退ける

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トランプ氏(右)と同氏の不倫口止め料を巡る裁判を担当するフアン・マーチャン判事/ AP/Getty Images

トランプ氏(右)と同氏の不倫口止め料を巡る裁判を担当するフアン・マーチャン判事/ AP/Getty Images

(CNN) トランプ前米大統領がポルノ女優への不倫口止め料支払いに伴ってビジネス記録を改ざんしたとして起訴された件で、ニューヨーク州の控訴裁判所は8日、裁判地の変更を求めたトランプ氏側の申し立てを退けた。

トランプ氏の弁護士らは同日、裁判の延期を要求。その間に裁判地を変更するかどうかの検討が可能になると述べていた。トランプ氏の裁判に当たり、ニューヨーク州では公平な陪審を選出することができないというのが弁護側の主張だ。

しかし州最高裁の判事は、裁判停止を巡る審理の後でこれを即座に退けた。裁判地変更についてもこれ以上の議論は行われていない。

トランプ氏の弁護士らは、公判開始日の1週間前というタイミングで上記の申し立てを行っていた。

弁護士らはこの他、裁判を担当するニューヨーク州マンハッタン地区刑事裁判所のフアン・マーチャン判事が発した箝口(かんこう)令に異議を唱える申し立ても行った。箝口令によりトランプ氏は裁判の証人や裁判所並びに地区検事局の職員とその家族に関して公に発言することを禁じられている。

箝口令の問題は、8日の審理では話し合われなかった。

「トランプ前大統領」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]