米議会共和党の指導者、起訴のトランプ前大統領を擁護

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トランプ前米大統領の起訴を受け、マッカーシー米下院議長は「米国民はこの不正を許さない」などとツイートした/Al Drago/The New York Times/Redux

トランプ前米大統領の起訴を受け、マッカーシー米下院議長は「米国民はこの不正を許さない」などとツイートした/Al Drago/The New York Times/Redux

(CNN) トランプ前米大統領がニューヨーク州マンハッタン地区の大陪審に起訴されたとの報道を受け、下院共和党の有力指導者は一斉にトランプ氏の擁護に回った。トランプ氏が依然として議会共和党を強力に掌握していることの表れだ。

マッカーシー下院議長はツイッターでマンハッタン地区検察のアルビン・ブラッグ検事を批判し、「米国民はこの不正を許さない」「下院はアルビン・ブラッグと、彼による前例のない権力乱用の責任を問う」と述べた。

下院共和党ナンバー2のスカリス院内総務は起訴を「言語道断」と形容。ツイッターで今回の起訴に触れ、「過激な民主党員が政敵を攻撃する武器として政府を利用していることを明確に示す一例だ」と述べた。

下院共和党のステファニク議員総会議長は、起訴は「政治的な魔女狩り」であり、「米国にとって暗い日」だとする声明を出した。

トランプ氏の起訴状は非公開で提出されており、数日以内に発表される見通し。情報筋の一人はCNNに対し、現時点で起訴内容は公表されていないと述べた。

起訴の報道が流れたのは、議員らが2週間のイースター休会で議会のあるキャピトルヒルを離れた後だった。議会議事堂の建物内は静かで、SNS上での声の方が目立った。

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