米上院、コロナ緊急事態宣言終結の法案可決

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新型コロナ検査を受ける人=2022年1月10日、米ワシントンDC/Drew Angerer/Getty Images

新型コロナ検査を受ける人=2022年1月10日、米ワシントンDC/Drew Angerer/Getty Images

(CNN) 米上院は29日、トランプ前大統領が2020年3月13日に宣言した緊急事態を終結させる法案を68対23の賛成多数で可決した。

同法案は先に下院で可決。29日に超党派の圧倒的賛成で上院を通過し、ジョー・バイデン大統領に送られる。

バイデン政権の政策を打ち消す内容の法案は、ほかにも2件が野党共和党の主導で承認されていた。

ホワイトハウスはCNNに寄せた声明で、大統領はこの法案に「強く反対している」としたうえで、政権は既に、5月11日までに緊急事態宣言を解除する方針を打ち出していると強調した。

それでも、同法案が上院を通過すればバイデン大統領は署名するだろうと当局者は述べ、「引き続き各機関と連携して国家緊急事態を収束させ、影響を受ける国民にはできる限りの通告をする」とした。

ホワイトハウスは1月の時点で、バイデン大統領は共和党が提案した新型コロナ緊急事態終結の決議案には「強く反対する」ものの、拒否権は発動しないとしていた。

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