米ジョージア州の共和党州務長官、再選確実 トランプ氏圧力に屈せず

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再選を果たしたラフェンスパーガー州務長官/Dustin Chambers/Reuters

再選を果たしたラフェンスパーガー州務長官/Dustin Chambers/Reuters

(CNN) 8日に投開票が行われた米南部ジョージア州の州務長官選挙で、CNNの予測によると、共和党の現職ラフェンスパーガー州務長官の再選が確実となった。同氏は前回大統領選で当時のトランプ大統領から敗北を覆すための票を見つけるよう圧力を受けたが、屈しなかった。

ラフェンスパーガー氏のこうした姿勢や、昨年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会での証言を通じて、同氏は選挙管理当局の責任者として全米で最も知られる存在になった。

同氏は最近の候補者同士の討論会で「信じられない圧力に抵抗しなければならなかった」「多くの人々は屈したが、私は屈しなかったし、今後もそうだ」と語った。

対抗馬となった民主党ビー・ヌエン州下院議員は、投票へのアクセス拡大を訴え、同州初のアジア系の州選挙管理者を狙っていた。

2人はラフェンスパーガー氏が支持を表明した選挙関連法を巡って激しい議論を交わした。同法は昨年ジョージア州議会を通過し、郵便投票の新たな身分確認の要件を設定したり、投票待ちの行列に第三者が食料や水を配布する行為を犯罪化するなど、投票に関する様々な制約を設定する内容だった。

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