ロシア新興財閥のヨット没収で「ファベルジェの卵」発見、米司法省

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ロシアの新興財閥から没収した豪華ヨットの中で、世界的に有名な宝飾品が見つかった/Eugene Tanner/AFP/Getty Images

ロシアの新興財閥から没収した豪華ヨットの中で、世界的に有名な宝飾品が見つかった/Eugene Tanner/AFP/Getty Images

(CNN) 米司法省のリサ・モナコ副長官は6日までに、南太平洋のフィジーで制裁対象のロシアの新興財閥(オリガルヒ)から没収した豪華ヨットの中で、世界的に有名な宝飾品「ファベルジェの卵」とみられるものを見つけたと発表した。

建造費が3億米ドルともされ、オリガルヒのスレイマン・ケリモフ氏が保有するこのヨットは米法執行機関に今年6月下旬に押収され、フィジーから米カリフォルニア州サンディエゴ湾へ運ばれて今なお係留中とされる。

モナコ副長官は米コロラド州アスペンで最近開かれた安全保障関連会合で、この宝飾品が本物と判明すれば世界各地にわずかしか残っていないものの一つであり、評価額は数百万ドル単位に達すると明かした。

また、ヨット上での「ファベルジェの卵」の発見は、米連邦法執行機関当局のより強い関心を集める押収品の一つだったとも述べた。

ファベルジェの卵は値段がつけられない逸品ともされ、ロシア・サンクトペテルブルクの金細工師ファベルジェらの店が19世紀後半から20世紀初期にかけて手掛けたものとされる。

米司法省や同財務省によると、ロシアによるウクライナ侵攻を受け米国や同盟国は今年3月以降、制裁対象に指定されたロシアの資産を差し押さえる多国間協力の作業に着手。侵攻を支える資金源を封じ込めるための対策で、その額面は数十億ドルに達したとされる。

侵攻開始後に接収したオリガルヒの豪華ヨットはこのほか複数ある。モナコ副長官は、資産凍結などの作業はロシアの侵攻継続の阻止につながっていないが、世界各国の関連当局と協力しヨットなどの没収に当たっていると主張。司法省は米連邦議会に対しこれら押収品から得た利益をウクライナへ還元する権限を求めたことも明らかにした。

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