米NY近代美術館の刺傷事件、容疑者をフィラデルフィアで逮捕

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美術館の外に出された一時休館を知らせる掲示=13日、米ニューヨーク市/Anthony Behar/Sipa USA/AP

美術館の外に出された一時休館を知らせる掲示=13日、米ニューヨーク市/Anthony Behar/Sipa USA/AP

(CNN) 米ニューヨーク市中心部の近代美術館(MoMa)で職員2人が刃物で刺された事件で、警察は15日午前、容疑者の男を逮捕したと発表した。

発表によると、ゲイリー・カバナ容疑者(60)はペンシルベニア州フィラデルフィアで逮捕された。ニューヨーク市警(NYPD)の報道官によると、容疑などの情報はニューヨークへの身柄引き渡し後に発表される。

当局者らによると、職員2人は24歳の男女で、女性は腰を2カ所と首の後ろを2カ所、男性は左の鎖骨付近を1カ所刺された。命に別条はないという。

調べによると、カバナ容疑者はMoMaの常連で、この日も会員証を提示して入館しようとした。受付で会員証の失効を告げられて腹を立て、受付デスクを飛び越えて職員らを襲った。

SNSに投稿された館内の映像には、避難する来館者らの姿が映っている。その場に居合わせた男性はツイッター上で「外は雪が降っていて、若い女性たちのグループが泣き叫んでいた。みんなが携帯電話で写真を撮ったり、ライブ動画を流したりしていた」と、混乱の様子を振り返った。

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