バイデン氏、ネタニヤフ氏に強く戦闘停止を要請 米イスラエル関係に試練

バイデン氏(左)とネタニヤフ氏。2016年3月にイスラエル首相府で共同声明を発表した際の様子/DEBBIE HILL/AFP/Getty Images

バイデン氏(左)とネタニヤフ氏。2016年3月にイスラエル首相府で共同声明を発表した際の様子/DEBBIE HILL/AFP/Getty Images

(CNN) バイデン米大統領は19日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの10日目に入った戦闘をやめるように一段と強く要請した。数十年の歴史を持つ米国とイスラエルの関係は厳しい試練を迎えている。

ホワイトハウスによると、バイデン氏はネタニヤフ氏に「停戦に向けた道のりで大幅な緊張緩和が今日あることを期待している」と述べた。この発言はバイデン氏が40年来の知り合いであるネタニヤフ氏への忍耐を失いつつあることを示している。

バイデン、ネタニヤフ両氏の電話はここ1週間で4回目。電話の内容は、今回の紛争に対するホワイトハウス内での懸念の高まりを示す。米政権当局者はこれまで、イスラエルへの働きかけを非公開でのやり取りに限定する姿勢を示していた。しかしホワイトハウスは今回、バイデン氏が暴力抑制に向けた短い期限を設けたことを公表し、こうした姿勢に変化が見られている。

ホワイトハウスは何が「大幅な緊張緩和」に当たるのかを具体的に示していない。一方、ネタニヤフ氏は19日、イスラエル国防軍の指揮所を訪れ、「イスラエル国民に平穏と安全を取り戻すという目的を達成するまで、今回の作戦を継続する決意だ」と述べた。

情報筋によると、19日午前に行われた今回の電話で、バイデン氏の口調はより直接的で断固としたものだった。これに対し、ネタニヤフ氏は暴力削減の具体的な約束は示さなかったという。

米国の現在の見方では、イスラエルはガザ地区で固定の攻撃目標が尽きつつある。現時点での米国の大まかな試算によると、ハマスはまだ数千発のロケット弾を蓄えている可能性が高いという。

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