劣勢のルビオ氏、陣営内から「撤退」求める声も 米大統領選

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マルコ・ルビオ上院議員。陣営内では撤退を求める声も出ているというが

マルコ・ルビオ上院議員。陣営内では撤退を求める声も出ているというが

ワシントン(CNN) 11月の米大統領選に向けた候補者指名争いが続くなか、共和党からの指名獲得を目指しているマルコ・ルビオ上院議員の陣営内から、地元フロリダ州での「決戦」を前に、選挙戦からの撤退を求める声が出ていることがわかった。情報筋がCNNに明らかにした。

ルビオ議員自身は地元での戦いを勝てるとみているが、アドバイザーの一部の見方はそれよりも厳しく、敗北するようなことになれば、ルビオ氏の政治キャリアに傷が付く恐れがあると考えているという。

表向きには、週末に行われた米領プエルトリコで2勝目を挙げるなどルビオ陣営は選挙戦を続ける構えだ。しかし、内部では、地元フロリダ州での予備選を前に、指名レースに残るかどうか検討が行われているという。

一方で、ルビオ陣営の広報部門の責任者を務めるアレックス・コナント氏はCNNの取材に対し、そのような検討が内部で行われているとの報道について「100%誤っている」と断言した。

コナント氏は、ルビオ氏がフロリダ州で、共和党指名レースの先頭を行く実業家のドナルド・トランプ氏との差を縮めつつあると指摘する。モンマス大学が7日に明らかにした世論調査では、トランプ氏とルビオ氏の支持率はそれぞれ38%と30%。クイニピアック大学が2週間前に発表した世論調査では44%対28%だった。

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