伊サルデーニャ島、ビーチの「砂泥棒」に最大38万円の罰金

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美しいサルディーニャ島のビーチ。砂や貝殻を持ち帰る行為は罰金の対象となる/Creative Commons/Pixabay

美しいサルディーニャ島のビーチ。砂や貝殻を持ち帰る行為は罰金の対象となる/Creative Commons/Pixabay

(CNN) イタリア領サルデーニャ島の当局がこのほど、ビーチの砂を盗んだ観光客らに最大3000ユーロ(約38万円)の罰金を科す措置を導入した。サルデーニャ島は美しい砂浜が数キロにわたって広がる人気観光地となっている。

地元紙によれば、同島では今週、英国に住む観光客が北部オルビアに近いビーチで砂を盗んだのが発覚し、1000ドル以上相当の罰金を科された。

サルデーニャ島の施策では、こうした「砂泥棒」に対し、500~3000ユーロの罰金を科す可能性があると警告している。砂のほか小石や貝殻の持ち出しも罰金の対象となる。

観光客が容器やプラスチック袋に砂を詰めて持ち帰る場合、必ずしも自分たちの犯罪の重大性を認識しているわけではないだろう。

しかしサルデーニャ当局は近年、砂泥棒の取り締まりを進め、こうした盗みは処罰対象になると強調してきた。ビーチには、違反行為は許されないと警告する表示が目立つように掲げられている。

砂泥棒が摘発されるのは通常、空港だ。空港では税関職員がバッグを調べることができるほか、スキャン装置で砂が見つかる場合もある。

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