DMZ近くでサーフィンを、「38度線ビーチ」が静かなブーム 韓国

「サーフィー・ビーチ」を運営するイ・ヒョンジュさん

「サーフィー・ビーチ」を運営するイ・ヒョンジュさん

海岸では、ライフルを担いだ兵士の集団がパトロールも行っている。北朝鮮による侵入の脅威を食い止めるための措置だ。

1996年には北朝鮮の潜水艦が江陵市近くで座礁する出来事があり、潜水艦の乗組員が上陸したことで、韓国軍兵士や民間人に犠牲者が出た。2010年には北朝鮮軍が韓国・大延坪島(テヨンピョンド)を砲撃し、海兵隊員2人と民間人2人が死亡している。

ただ、南北間の緊張緩和に対する幅広い支持は、この海岸にも広がっているようだ。

ソウルでヨガのインストラクターをし、毎週のように海岸を訪れるというクォン・ミンジュさんも「以前は、北と友達になれると感じたことは一度もなかった」としながらも、現在は北朝鮮をとても身近に感じると語った。

サーフィー・ビーチのような観光業者も、南北の平和が長く続くことを願っている。イさんは、もし平和条約が結ばれたら、海岸にある軍事基地や有刺鉄線も使う必要がなくなり、観光業にとっても、より多くのチャンスに結び付くかもしれないと期待を寄せる。

イさんには、秘めた野望もある。いつか、DMZの北側でサーフィンすることだ。「我々はいつも、北朝鮮に行くことを話し合っている」と力を込めた。

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