都市別「生活の質」ランキング、4年連続でウィーンが首位

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オーストリアのウィーンが4年連続で首位に=JEANNE GRUNHARD氏提供

オーストリアのウィーンが4年連続で首位に=JEANNE GRUNHARD氏提供

(CNN) 米コンサルティング大手マーサーが毎年発表している世界の都市の「生活の質」ランキングで、オーストリアのウィーンが4年連続の首位となった。上位10位までに欧州の8都市が入った。

2位はスイスのチューリヒで、同国のジュネーブ(8位)、ベルン(10位)もトップ10入りした。ドイツからもミュンヘン(4位)、デュッセルドルフ(6位)、フランクフルト(7位)の3都市が入った。9位はデンマークのコペンハーゲン。欧州以外では、ニュージーランドのオークランドが3位、カナダのバンクーバーが5位、オーストラリアのシドニーが同率10位だった。

調査をまとめた研究員によると、欧州の一部では経済、政治不安が続いているものの、他の地域に比べ「安定性、生活水準の高さ、都市インフラの整備」などで高い評価を得た。

対象となったのは221都市。ランキングは10分野、39項目を総合したスコアで決定する。政治面では政府の安定性や犯罪発生率、経済面では金融サービスや為替法、保健面では医療の受けやすさや環境汚染のレベルを評価。交通、住宅、レクリエーションなども考慮された。各都市のスコアは企業が駐在員への手当てを決める基準としても活用されている。

下位10都市ではアフリカの都市が多くを占めた。最下位はイラクの首都バグダッドだった。

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