ウィンドウズ8、年内に改良版提供へ 苦情に対応

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米マイクロソフト提供

米マイクロソフト提供

ニューヨーク(CNNMoney) 米マイクロソフトは7日、デザインを一新した新OS(基本ソフト)の「ウィンドウズ8」について、ユーザーの苦情に応えて改良する作業を進めており、年内に改良版を提供する計画を明らかにした。

ウィンドウズ8は昨年10月に発売され、これまでのライセンス販売数は1億を突破した。PCの販売が大きく落ち込む中で、直近の四半期のウィンドウズ販売は横ばい状態を保っている。

しかしユーザーからは、ウィンドウズ8は習得しにくいとの声が続出していた。特に1995年から存在していた「スタート」ボタンがなくなったことや、隠されたメニューがあること、設定が複数箇所にわたることなどに不満が集中している。

マイウロソフトのウィンドウズ部門幹部は、こうした不満にはもっともな部分もあると認め、「ウィンドウズ8の習得問題に対応する必要がある」「これは我々にとって大きな課題だ」と明言した。

同社はこうした問題に対応するため、今年の年末商戦に間に合うように、ウィンドウズ8の改良版をリリースすると表明。改良版は「ブルー」の開発コード名で呼ばれており、詳細はまだ明らかになっていない。しかしスタートボタンが復活するといううわさや、アプリを直感的に使いやすくするといううわさもある。マイクロソフトは数週間以内に、さらに多くの情報を明らかにする予定だとしている。

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