Design

ドバイの最新大型モール、コンセプトは「自然」

Courtesy Cityland Group

大規模な個性派ショッピングモールが多いアラブ首長国連邦(UAE)ドバイにもう一つ、新たな商業施設が加わろうとしている。自然をテーマにした緑豊かな「シティランド・モール」だ。

世界最大規模のフラワーパーク「ドバイ・ミラクル・ガーデン」を手掛けたシティランド・グループが、市内の新興住宅地に総工費約4億ドル(約440億円)で建設。「自然をヒントにした世界初のショッピング施設」をうたっている。

中心には約1万8000平方メートルの広大な植物園「セントラル・パーク」が設けられる。買い物客は園内を流れる小川や島、珍しい木や花を見て回ることができる。

それを取り囲む店舗の屋上にも樹木や庭園を配置する。屋内歩道に沿って並木が続き、大通りに緑のカーテンが潤いを添える。

環境への配慮も特徴だ。庭園に引く水には処理された下水を利用し、雨水も回収する。入り口や天窓にはエネルギー効率の良い特殊なガラスを使って光熱費を抑えたという。屋根には太陽光パネル用の大きなスペースがある。

2020年中には小売店やレストラン、映画館、遊園地など計300件が出そろう見通し。今月12日には一番乗りとして、仏スーパー大手カルフールがオープンした。

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