豪女子ソフトボール選手団が来日 五輪に向け一番乗り

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空港で東京五輪に向けた移動の準備をする豪州の女子ソフトボール選手団/Saeed Khan/AFP/Getty Images

空港で東京五輪に向けた移動の準備をする豪州の女子ソフトボール選手団/Saeed Khan/AFP/Getty Images

(CNN) 東京五輪に出場するオーストラリアの女子ソフトボール選手団が日本での事前合宿のため、31日にシドニーを出発した。

今夏の大会に向けて来日する外国の選手団としては一番乗り。群馬県太田市に滞在し、7月21日の開幕戦で日本と対戦する。

チームは過去に参加したすべての五輪大会でメダルを獲得してきたが、昨年2月以降は国際試合に出ていない。合宿中には日本の実業団などとの練習試合も予定されている。

豪当局は5月10日から、東京五輪・パラリンピックに出場する全選手を対象に新型コロナウイルスワクチンの接種を開始。豪オリンピック委員会(AOC)のキャロル最高経営責任者(CEO)は「ワクチンは強制ではないが、強く推奨する」と述べていた。

豪ソフトボール協会のプリレスCEOは「AOCのおかげで日本へ向かうスタッフと選手全員が接種を完了している」と語り、空港到着時から滞在期間中を通して徹底した検査も受けると強調。合宿中の行動範囲はジムでのトレーニングや会合、食事、余暇も含めてホテル内の1フロアに限定されると説明した。

ソフトボールは2012年のロンドン大会で五輪の正式種目から除外されたが、東京大会ではスポーツクライミング、サーフィン、スケートボード、空手とともに追加種目に採用され、復活が決まった。

日本では新型ウイルス感染拡大を受けて五輪中止を求める声が高まっているが、国際オリンピック委員会(IOC)のパウンド委員は先週、CNNとのインタビューで、中止の選択肢は事実上すでに排除されていると発言した。

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