テニス全米オープン、無観客で開催へ 8月下旬から

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閉鎖された全米オープンのメイン会場=4月7日、米ニューヨーク市/Kena Betancur/Getty Images

閉鎖された全米オープンのメイン会場=4月7日、米ニューヨーク市/Kena Betancur/Getty Images

(CNN) 米ニューヨーク州のクオモ知事は16日、今夏に開催が予定されているテニスの4大大会の全米オープンについて、無観客で実施すると明らかにした。

クオモ知事は記者会見で、全米オープンがニューヨーク市クイーンズで8月31日から9月13日かけて開催されると述べた。無観客ではあるがテレビで観戦できるとし、知事もテレビ観戦したいとの意向を示した。テニス協会が厳重な予防措置に取り組むとも述べた。

予防措置とは、検査や消毒、予備のロッカールームの空間のほか、滞在や移動にも特別な対応を行うという。

選手と主催である米国テニス協会との間では意見の相違が生まれている。米国テニス協会は大会の実施に向けて厳しい制約を提案している。提案では、選手はマンハッタン郊外のホテルに滞在し、同行者も1人にしぼるという。

こうした提案にはノバク・ジョコビッチ選手やシモナ・ハレプ選手といったトップ選手からも反対の声が出ている。

セリーナ・ウィリアムズ選手のコーチも疑問を表明。ウィリアムズ選手について「3週間も娘と一緒にいられなくて大丈夫なのか。1日たりとも娘なしではいられないだろう。この質問に答えられるのは彼女だけだが」と述べた。

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