米ウェスタンユニオン、アフガンへの送金サービス再開 2週間手数料無料

銀行の前に列を作るアフガニスタンの人々=8月31日、アフガニスタン首都カブール/Kabir/Xinhua/Getty Images

銀行の前に列を作るアフガニスタンの人々=8月31日、アフガニスタン首都カブール/Kabir/Xinhua/Getty Images

(CNN) 米金融企業「ウェスタンユニオン」は5日までに、アフガニスタンへの送金サービスを再開したとの声明をツイッター上で発表した。

再開は今月2日で、顧客が抱える差し迫った必要性を踏まえ、支援することを決めたとした。今月3日から17日までの間、アフガンへの全ての送金の手数料は無料にするとも述べた。

ただ、アフガンから他国への送金の停止は続ける。

アフガンでイスラム主義勢力タリバンが新政権樹立へ動くなか、同国経済は破綻(はたん)の瀬戸際にも直面している。銀行は開いているものの店外の列の先頭に立つには数時間あるいは1日かかる有り様ともなっている。

また、引き出せる現金は1週間で2万アフガニ(約200ドル=約2万2000円)が上限額となっている。

アフガン中央銀行のアブドゥル・フィトラート元総裁はCNNの取材に、同国の銀行業界は崩壊の危機にひんしていると指摘。現在のような状況が続けば、3、4週間あるいは数カ月で瓦解(がかい)する可能性があるとも警告した。

中銀の現役職員は最近、「誰もお金を持っていない」とし、「多くの家族が日々の支出にも困り、給料支払いも一部止まった」と明かした。

世界銀行によると、アフガンの前政権による国家予算の約75%は外国からの援助金などで賄っていたという。

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