英BP、石油・ガス生産を40%削減へ 低炭素エネルギーに投資も

石油大手BPは石油とガスの生産削減やクリーンエネルギーに数十億ドルを投じるなどの計画を発表した/Yuriko Nakao/Getty Images

石油大手BPは石油とガスの生産削減やクリーンエネルギーに数十億ドルを投じるなどの計画を発表した/Yuriko Nakao/Getty Images

ロンドン(CNN Business) 英石油大手BPは4日、石油とガスの生産の引き下げや低炭素エネルギーへの数十億ドル規模の投資を含んだ大規模な経営戦略の変更を明らかにした。BPはまた2020年4~6月期決算が大幅な赤字になるとの見通しを明らかにした。

BPによれば、低炭素エネルギーに対する投資を拡大し、2030年までに50億ドルを投じる。BPは2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、石油の消費量が大幅に減少する世界への対応を進めている。

BPは声明で、今後の10年間が世界にとって気候変動との戦いで重要だと指摘した。

BPによれば、世界の気温の上昇が1.5度に制限されれば、向こう30年間で化石燃料に対する需要は75%減少する見通し。BPは石油とガスの生産を2030年までに1日当たり少なくとも100万バレル削減するが、これは2019年の水準で40%の減少となる。

BPは100年にわたる石油生産から軸足を移し、バイオ燃料や水素、炭素の回収と貯留といった分野に投資を行う。電気自動車の充電スタンドも現在の7500カ所から7万カ所を目標とする。BPは同時に石油やガスの精製施設を削減し、向こう5年間で250億ドル規模の資産を売却する。

BPはすでに、石油価格の暴落や再生エネルギーへの転換に向けて石油化学製品部門を売却したほか、1万人規模の人員削減を計画している。

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