パキスタンで爆弾テロ、20人死亡 反政府勢力が犯行声明

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パキスタンで爆弾テロが起き、少なくとも60人が死傷した

パキスタンで爆弾テロが起き、少なくとも60人が死傷した

イスラマバード(CNN) パキスタン北西部の部族地域クラム地区のパラチナルにある野菜市場で21日午前、即席爆弾が爆発し、軍のメディア部門によると少なくとも20人が死亡、40人が負傷した。

パラチナル当局の高官によると、市場には大勢の市民が集まっていた。治安部隊が現場周辺を封鎖し、犯人の捜索が行われている。軍のヘリコプターが出動して負傷者を運んでいるという。

反政府武装勢力「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」が犯行声明を出し、イスラム教シーア派を狙った攻撃だと宣言した。TTPの報道担当者は、同勢力と連携するスンニ派の過激派組織「ラシュカレ・ジャングビ」の指導者2人が殺害されたことに対する報復だと述べた。

このうち1人は2015年、刑務所間の移送中に起きた銃撃戦で死亡したマリク・イシャク幹部。もう1人の指導者は数日前、東部ラホール郊外で警察に殺害された。

クラム地区はアフガニスタン国境に近く、武装勢力による攻撃が続発している。

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