オバマ米大統領、フィリピン大統領の暴言受け会談を中止

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国内の麻薬犯罪容疑者の扱いをめぐり、批判を浴びているドゥテルテ大統領

国内の麻薬犯罪容疑者の扱いをめぐり、批判を浴びているドゥテルテ大統領

オバマ氏はこの日、ホワイトハウスの発表に先立つ記者会見で、「会談に臨む時は常に、生産的で実りある内容でなければならないと考えている」と述べ、ドゥテルテ氏との予定を見送る可能性を示唆。会談が実現した場合には、最近の麻薬取り締まりの問題も取り上げると明言していた。

フィリピンではドゥテルテ政権の発足後に1900人以上が死亡し、このうち少なくとも700人は警察による麻薬取り締まり作戦で殺害された。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは国際麻薬統制委員会(INCB)と国連薬物犯罪事務所(UNODC)に、同国で麻薬犯罪容疑者の殺害が急増していることを非難するよう働きかけている。

オバマ氏が6日に会談する相手は、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領に変更された。

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