飢餓の町の援助途絶える、住民の餓死救えず シリア

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1月11日、支援物資がマダヤに到着した際の様子=© UNICEF/UN07226/Al Saleh, WFP

1月11日、支援物資がマダヤに到着した際の様子=© UNICEF/UN07226/Al Saleh, WFP

付き添う医師は、「マダヤでは400人以上が死の瀬戸際にいる」「我々はすぐにも脱出する必要がある」と訴えている。

山のふもとの町は雪に覆われて薪も尽きかけ、住民は紙やプラスチックを燃やして暖を取っているという。

別のビデオに登場する医師は、「今日はマイナス5度で特に寒さが厳しい。援助物資が届いてからの10日間で10人が死亡した」「大勢の人が意識を失って診療所に運ばれてくる。この町には病院での手当てが必要な人が500人もいる。出産間際で帝王切開しなければならない女性もいるのに、ここではそれができない」と語った。

ビデオは1月23日以降に撮影された。支援団体の関係者が一時的に町に入ることを許された時に撮影したものだという。

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