イラク西部ラマディでISIS攻勢、まもなく陥落か

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ISISがラマディ全市を掌握する恐れがあるという

ISISがラマディ全市を掌握する恐れがあるという

バグダッド西郊(CNN) イラク西部アンバル州の議会幹部は15日、イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が数時間以内に同市を完全に制圧する可能性があると述べ、中央政府や米軍に助けを求めた。

同幹部はCNNに、政府軍があとどれくらい持ちこたえられるか分からないと訴えた。そのうえで政府からの兵員増派と、米軍主導の有志連合による空爆支援を要請した。

ラマディは首都バグダッドから西へ約110キロの位置にある要衝。ISISは昨年、市内の一部地域を占拠し、その後も激しい攻撃を続けてきた。

ISISは数カ月前に同市から南方へ向かうルートを支配下に収め、先週から今週にかけて市の東側と北側の地域を掌握。政府軍は唯一残された西側でも苦戦を強いられているという。

米軍は数週間前から、同市周辺でISISの拠点を狙った空爆を実施している。

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