仏で人質事件、強行突入で容疑者3人死亡 人質4人も死亡

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2件の人質事件が発生=DigitalGlobe/Google Maps提供

2件の人質事件が発生=DigitalGlobe/Google Maps提供

(CNN) フランスで発生した2件の立てこもり事件で、フランス警察当局は9日、2カ所の現場でほぼ同時に強行突入を行い、風刺週刊紙本社襲撃事件の容疑者2人と女性警官殺害事件の容疑者1人が死亡した。拘束されていた人質のうち4人の死亡が確認され、残りの人質は救出された。女性警官殺害事件の容疑者の女は現在も逃走中で、警察が行方を追っている。

フランスの風刺週刊誌シャルリー・エブドの本社を襲撃し、逃走していたサイド・クアシ容疑者(34)と弟のシェリフ・クアシ容疑者(32)は9日、セーヌエマルヌ県ダマルタンアンゴエルの印刷会社に人質を取って立てこもった。

2人は警察に、殉教者として死にたいと語っていたという。現場周辺では、子どもたちが学校に待機し、道は封鎖され、店のシャッターは閉じられた。

そして午後5時前、複数の発砲と少なくとも3度の大規模な爆発が発生。その直後に容疑者らが立てこもっている建物の屋上に人の動きがあり、建物近くには救急医療用ヘリコプター1機を含む4機のヘリが着陸した。

その後、容疑者2人は死亡し、拘束されていた人質の男性1人が無事に救出されたと発表された。

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