御嶽山噴火、4人の死亡を確認 不安募らせる家族

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御嶽山の噴火で、心肺停止状態の登山者31人が見つかり、4人の死亡が確認された

御嶽山の噴火で、心肺停止状態の登山者31人が見つかり、4人の死亡が確認された

御嶽山(CNN) 長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火から一夜明けた28日、山頂付近で心肺停止状態の登山者31人が見つかり、このうち4人の死亡が確認された。ふもとに集まった家族らの不安は募るばかりだ。

御嶽山は27日の昼前に突然噴火し、爆発音とともに大きな噴煙が上がった。登山者の大半は下山したとみられるが、行方不明者の正確な数は確認されていない。

ふもとの待機所には、安否情報を求める登山者の家族らが詰めかけた。愛知県から駆け付けた所清和さんの息子、祐樹さんは、友人の女性と登山していたとみられる。噴火の直前、女性が山頂での写真を友人に送っていたという。所さんは少しでも情報がほしいと話し、取材班に「力を貸してください」と訴えた。

噴火活動は28日も続き、噴煙の影響で国内の一部空港の到着便に遅れが出た。気象庁によると、今後数日のうちに再び大きな噴火が起きる恐れもあるという。

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