映画館の座席で誤って銃を発射、自分の尻にけが 米ネバダ州

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(CNN) 米西部ネバダ州スパークスの警察は18日までに、男性(56)が映画館内で携帯した銃を誤って発射し、自分の尻にけがを負う騒ぎがあったと述べた。

目撃者によると、男性が座席で体の位置を調整した際、発砲が起きた。男性はこの後、即座に立ち上がって周囲の客に謝罪し、警官が到着する前に映画館を離れたという。

警察はその後、男性が尻を負傷して同州リノの病院にいるところを発見。スパークスに居住する男性は警察に対し、ポケットにあった銃が落ちて床に当たった際、発砲が起きたと説明した。男性は捜査に協力的だったという。

発砲は複数回起きたとの通報が当初、警察にあったが、調べで1回だけだったことが判明した。

地元のCNN系列局によると、発砲で館内がパニック状態に襲われるなどの混乱はなかった。警察によると、場内には当時30人の観客がいたが銃声に気付いたのは5人だけだった。映画館では人気スパイ映画の最新作「ボーン レガシー」が上映されていた。

男性は短銃の携帯許可証を持っていたが、警察は火器を違法に発射させた罪に問われる可能性があるとしている。

米国内では最近、銃の乱射事件が多発。「バットマン」シリーズの最新作「ダークナイトライジング」を上映していたコロラド州オーロラの映画館では7月20日、男が込み合っていた場内で乱射し、12人を殺害、58人を負傷させる事件があった。また、同じ映画を上映していたオハイオ州クリーブランドの映画館では8月4日、護身のため銃などを携帯していた男性が逮捕される騒ぎがあった。

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