今度は「Regrexit」、EU離脱を「後悔」

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=CNNMoney/Shutterstock

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ロンドン(CNN) 欧州連合(EU)からの離脱を問う国民投票で離脱派が勝利した英国で、離脱に票を投じた有権者から、結果を受けて思い直したとの声も上がっている。Britain(英国)とExit(退出)を組み合わせた造語「Brexit」に続いて、ツイッターにはRegret(後悔)とExitを合わせた「Regrexit」というハッシュタグが登場した。

中部マンチェスターの有権者、アダムさんは英BBCとのインタビューで「私の票にあまり意味はないと思っていた。どうせ残留だろうと予想していたから」「キャメロン首相の辞任表明には、正直言って仰天した」と不安をあらわにした。

離脱に票を入れたマンディさんという女性も24日、夕刊紙ロンドン・イブニング・スタンダードに「今朝になって現実を知り、後悔し始めている。もう一度投票するチャンスがあれば意見を変えるのに」と語った。

イングランド南西部のコーンウォール州は国民投票で離脱を支持したが、これまでEUから受け取っていた補助金が途絶えては困るとの懸念が浮上し、英政府に「保護」を求めている。同州には10年以上前から、EUから年平均6000万ポンド(約84億円)が交付されていた。州議会は政府に、これと同等の額の保証を求める構えだ。

再投票を求めるインターネット上の請願には25日午後の時点で200万人を超える署名が集まり、議会での審議に必要とされる10万人の署名を上回った。28日に下院の特別委員会が取り上げる見通しだという。

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