モーツァルトとサリエリの共作発見、演奏を披露 プラハ

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(CNN) 長い間行方不明になっていた作曲家モーツァルトの楽譜がチェコの首都プラハの国立博物館で発見され、16日に演奏が初披露された。

楽譜は先月、モーツァルトの同僚でライバルだったアントニオ・サリエリの研究をしていた音楽学者がチェコ音楽博物館の収蔵品の中から発見した。

ザルツブルク・モーツァルト財団によると、この学者はウィーンの宮廷詩人ロレンツォ・ダ・ポンテが手がけた30節の詩を発見。この詩がモーツァルトとサリエリ、および比較的無名の作曲家コルネッティが共作した楽曲の一部だったことが分かった。この作品は長い間行方不明になっていた。

モーツァルトとサリエリを巡っては、1984年の映画「アマデウス」の中で、サリエリが対抗心をむき出しにする様子が描かれている。しかし今回見つかった作品は、2人の対立がそれほど激しいものではなかったことをうかがわせている。

共作が作曲されたのは1785年。モーツァルトが実際にはサリエリと親しかったことがこれで裏付けられ、サリエリによるモーツァルト毒殺説も疑わしくなった。

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