ディズニーがルーカスフィルム買収、スター・ウォーズ新作に着手

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「スター・ウォーズ」シリーズの生みの親、ジョージ・ルーカス監督とミッキーたち

「スター・ウォーズ」シリーズの生みの親、ジョージ・ルーカス監督とミッキーたち

ニューヨーク(CNNMoney) 米娯楽大手ウォルト・ディズニーは30日、「スター・ウォーズ」などを手掛けた映画制作会社ルーカスフィルムを40億ドル(約3200億円)相当の現金と株式で買収すると発表した。

買収は、現金20億ドルとディズニー株約4000万株によって行う。これにより、ルーカスフィルム経営者のジョージ・ルーカス監督はディズニーの大株主となる。

ルーカスフィルムの特殊効果事業インダストリアル・ライト・アンド・マジックと、音響スタジオのスカイウォーカー・サウンドもディズニーの傘下に入る。

ルーカス監督は、「スター・ウォーズを新世代の映画制作者に託すべき時が来た」「私は常に、スター・ウォーズは私を越えて生き続けると信じており、自分が生きているうちに引き継ぐことが大切だと考えた」との談話を発表した。

ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は電話会見で、スター・ウォーズの新たなシリーズ3部作の第1作目となる「エピソード7」の制作に着手していることも明らかにした。ルーカス氏はこの作品でクリエーティブ・コンサルタントを務めるという。

スター・ウォーズの新作は2005年の「エピソード3・シスの復讐」以来。エピソード7は15年の公開を目指す。

新たな3部作の後も、ディズニーは2~3年ごとにスター・ウォーズ・シリーズの新作を公開していく方針。必ずしも続編に限らず、これまでの作品に脇役として登場したキャラクターにスポットを当てる可能性もあるという。さらにテレビシリーズを制作する可能性にも言及した。

アイガー氏によると、ルーカス監督は数年前から自身の引退に向けた引き継ぎの計画を練っていたという。同監督の今後の作品への関与について、アイガー氏は「彼の意思は引退することだ」と述べている。

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