「シャメンクを自由に」、中南米で飼育の最後のシャチに解放運動 アルゼンチン

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アルゼンチンのムンドマリノ水族館/Courtesy UrgentSeas

アルゼンチンのムンドマリノ水族館/Courtesy UrgentSeas

(CNN) 南米アルゼンチンの水族館で飼育されている孤独なシャチの「シャメンク」が注目の的になっている。

シャメンクはアルゼンチンのムンドマリノ水族館に1992年にやって来た。つがいのメスが2000年に死んでからは中南米で飼育されている唯一のシャチになっている。

今回注目を浴びたのは、カナダの活動家団体「UrgentSeas」が、水槽の中でほとんど動かないシャメンクの動画をSNSに投降したことがきっかけだった。

8月に水族館を上空から撮影したというタイムラプス動画は「シャメンクを自由に」というハッシュタグ付きで投稿され、ティックトックでは18万4000件を超す反響が寄せられた。

水族館側はこの動画について、「中傷キャンペーンの一環として悪意を持って操作されている。獣医師の客観的な診断を示さないまま、シャメンクは元気がなくて健康状態が悪いように見せている」と主張した。

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