ユニセフ、ガザ避難民の衛生状態に危機感 「トイレは340人にひとつ」

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ガザ地区南部ラファのエジプト国境近くに設置されたトイレ/Abed Zagout/Anadolu/Getty Images/File

ガザ地区南部ラファのエジプト国境近くに設置されたトイレ/Abed Zagout/Anadolu/Getty Images/File

(CNN) 国連児童基金(ユニセフ)は5日、パレスチナ自治区ガザ地区内で大量の避難民が発生したことにより、衛生状態が極度に悪化しているとの危機感を示した。

ユニセフが率いる水と衛生分野の国際人道支援パートナーシップ「WASHクラスター」によれば、ガザの避難民は平均すると340人がひとつのトイレ、1290人がひとつのシャワーを共有しているという。

また、国連のパレスチナ担当人道調整官を務めるジェイミー・マクゴールドリック氏は2日間のガザ訪問中に、現地では戦闘が続くなか、人道団体が食料、医療支援を続けていると指摘。空爆や戦闘が安全で効率的な人道活動の妨げになっているとして、物資搬送には安全確保と円滑な通行が必要だと強調した。

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