米国のガザへの物資投下、イスラエルが支援

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2日、米空軍がパレスチナ自治区ガザ地区に対して支援物資を空中から投下する様子/Christopher Hubenthal/U.S. Air Force via Reuters

2日、米空軍がパレスチナ自治区ガザ地区に対して支援物資を空中から投下する様子/Christopher Hubenthal/U.S. Air Force via Reuters

(CNN) イスラエル軍のハガリ報道官は4日までに、米国がパレスチナ自治区ガザ地区に対して行った支援物資の空中からの投下について、イスラエルが調整を支援したと明らかにした。

ハガリ氏は動画で、イスラエルが、ガザの住民への人道支援物資の入境と配布を可能にするため国際社会と協力していると述べた。

ハガリ氏によれば、イスラエル軍は、米中央軍とヨルダン空軍とともに援助物資の輸送について調整を行った。

ハガリ氏は、今回の空中投下によって、どのくらいの物資がガザ地区内にとどけられたのかについて、詳細を示さなかった。ハガリ氏によれば、イスラエル軍はこれまでに、フランスやアラブ首長国連邦(UAE)、ヨルダン、エジプト、米国と協調し、ガザ北部の計21回の支援物資投下を行っている。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の先週の発表によれば、ガザに届けられた人道新物資の量は2月は1月に比べて半減した。

UNRWA幹部は、政治的意志のなさをはじめ、定期的な検問所の閉鎖、軍事作戦による治安の欠如、社会的秩序の崩壊によって、支援物資の搬入が減少していると指摘した。

「人道危機」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]