バイデン氏、引き続き「2国家解決」を支持 イスラエル首相と電話協議

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バイデン米大統領(左)とイスラエルのネタニヤフ首相が今年最初の電話協議を行った/Getty Images

バイデン米大統領(左)とイスラエルのネタニヤフ首相が今年最初の電話協議を行った/Getty Images

(CNN) バイデン米大統領は19日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話協議した。ネタニヤフ氏は前日、パレスチナ国家の樹立を否定したとみられる発言を行い、バイデン氏の立場と齟齬(そご)が生じかねない状況となっていた。

米国家安全保障会議(NSC)のカービー報道官によると、バイデン氏は「地域に完全統合されたイスラエルに一層持続的な平和と安全が訪れるというビジョン、イスラエルの安全が保証された2国家解決というビジョン」を伝えた。

バイデン氏とネタニヤフ氏の電話協議は今年に入って初めて。

カービー氏がCNNに明かしたところによると、バイデン氏は協議で「2国家解決の実現可能性に対する強い確信を改めて表明した」という。「もちろん、あす実現するわけではないこと、紛争が進行中であることは承知している。イスラエルが自衛に必要なものを確実に得られるように力を尽くしたい」としている。

CNNは18日、2国家解決を否定したとみられるネタニヤフ氏の発言が協議の妨げになることはないとの米当局者の発言を伝えていた。

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