レバノン軍に初の死者か、兵士1人死亡 イスラエルの攻撃で

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イスラエルがレバノン南部のアイタアルシャーブ村付近に攻撃を加えた様子をイスラエル側から撮影=5日/Jalaa Marey/AFP/Getty Images

イスラエルがレバノン南部のアイタアルシャーブ村付近に攻撃を加えた様子をイスラエル側から撮影=5日/Jalaa Marey/AFP/Getty Images

(CNN) レバノン軍は5日、同国南部へのイスラエル軍の攻撃でレンバノン軍の兵士1人が死亡、3人が負傷したと明らかにした。

イスラエルとレバノンの武装組織ヒズボラはここ2カ月ほど、国境をはさんでロケット弾や大砲、ドローン(無人機)、空爆などで頻繁に交戦している。この交戦でレバノン軍兵士が犠牲になったのは初めてとみられる。

レバノン軍がこれまでに出した声明をCNNが確認したところ、同軍の兵士の死亡について言及したのは今回が初めて。レバノンの軍事情勢に詳しい安全保障筋も、レバノン軍兵士の初の死亡例であることを確認した。

レバノン国営通信NNAの報道によると、イスラエル軍は5日、隣国レバノンの南部を攻撃した。

同国南部のマルジャン地区にいるCNNの取材班は同日朝に大きな爆発音があったと報じ、同地区上空を飛ぶイスラエル軍のドローン(無人機)とみられるものを撮影した。

NNAは両国の国境に近いレバノンの中南部方面でドローン攻撃が、また南東部、中部、西部では砲撃があったと報じた。

一方、イスラエル軍は同日、レバノンにあるヒズボラのインフラや武器庫などを戦闘機で攻撃したと発表した。レバノン側からイスラエルに向かって数発の攻撃があり、空き地に着弾したことを確認したという。

ヒズボラは国境近くの各地に展開しているイスラエル軍の部隊を標的にしたとソーシャルメディアで明らかにした。

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