在韓米軍基地で合成大麻の密輸、密売の疑い 2人を逮捕

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韓国警察が強制捜査中に押収した証拠品/Gyeonggi Nambu Provincial Police

韓国警察が強制捜査中に押収した証拠品/Gyeonggi Nambu Provincial Police

ソウル(CNN) 韓国の首都ソウル南郊・平沢(ピョンテク)の警察は20日、合成大麻の密輸、密売疑惑で在韓米軍基地2カ所を捜索し、2人を逮捕、十数人に事情聴取したと発表した。

発表によると、警察は米陸軍犯罪捜査司令部(CID)からの情報を受け、5月に平沢の米軍基地キャンプ・ハンフリーズとソウル北郊のキャンプ・ケイシーを捜索した。

ソウル南郊・平沢にあるキャンプ・ハンフリーズ/Jung Yeon-je/AFP/Getty Images
ソウル南郊・平沢にあるキャンプ・ハンフリーズ/Jung Yeon-je/AFP/Getty Images

捜索時のビデオには、警官らが宿舎に入り、数人の男女に手錠をかける場面が映っている。

警察によれば、韓国人とフィリピン人各1人が麻薬密売容疑で逮捕され、送検された。

このほかに米兵17人を含む20人が取り調べを受けた。身柄は拘束されず、書類送検された。

韓国では嗜好(しこう)目的の大麻が禁止されている。使用または所持した場合は禁錮5年の刑または最大5000万ウォン(約560万円)の罰金を科される。

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