ウクライナ軍、南部で前進 ロシア軍は東部で攻勢

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ロシア軍の陣地へ向けてミサイルを発射するウクライナ軍兵士=19日、ウクライナ・ザポリージャ州/Viacheslav Ratynskyi/Reuters

ロシア軍の陣地へ向けてミサイルを発射するウクライナ軍兵士=19日、ウクライナ・ザポリージャ州/Viacheslav Ratynskyi/Reuters

(CNN) ウクライナ軍は27日、ウクライナが南部ザポリージャ州で前進したほか、ロシアが東部クピャンスク市の周辺地域に対する攻撃を強化していると明らかにした。

ウクライナ軍の東部前線の報道官は地元メディアに対し、ロシア軍が攻撃の回数を大幅に増やしたと述べた。26日の時点で、ロシア軍はウクライナの陣地に対して620回の砲撃と15回の空爆を行ったという。

報道官によれば、ロシア軍は攻撃の焦点をやや変化させている。ロシア軍は攻撃の焦点をクピャンスク市から、クピャンスク市の北東に位置する集落へと移しているという。

ウクライナ軍はこの地域で過去1日の間に10回の攻撃を撃退した。

東部のバフムート方面では、ウクライナ軍が依然として攻撃を行っており、「1メートルずつ」前進している。

報道官によれば、ロシア軍は過去1日で、多連装ロケット砲などを使ってウクライナ軍の陣地に590回の砲撃を行った。

報道官によれば、ロシア軍は反撃に出て失った陣地を取り戻そうとしているものの成功していない。同地域におけるロシア軍の戦術は「事実上変化していない」という。

南部ザポリージャ州では、ウクライナ軍はロボティネ近郊へと前進を続けている。同州のウクライナ軍の報道官が明らかにした。

ウクライナ軍は、ロボティネの南に位置する別の集落ノボプロコピウカと、北のマラトクマチカへ向けて前進している。

報道官は、ロシア軍が空爆の回数を増やしているが、これは他の火力ではウクライナ軍の前進を阻めないからだと主張した。

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