ドローン妨害のロシアの電子戦能力、反攻遅滞の一因 ウクライナ軍

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(CNN) ウクライナ軍当局者は27日までに、反転攻勢が遅滞しているのはドローン(無人機)をかく乱させるロシア軍の電子戦能力が一因との見方を示した。

南部戦線に展開するウクライナ軍のオレクサンドル・タルナフスキー司令官はロシア軍には甚大な損失を与えているものの、反攻の進展は遅いことを認めた。

ウクライナ空軍のイフナト報道担当者は、その理由の一つはロシアが電子戦で大きな優勢を得ていることだとし、「残念だがこの分野で占領者たちは我々よりかなり進んでいる」と指摘。

ウクライナのテレビ番組で「ドローンを対空ミサイルや対空砲で撃墜させる必要はない。電子戦では着陸をらくらくと強いる妨害が可能だ」と述べた。

さらに、「ロシアは現在、我々の軍部隊の作戦を阻害する強力なシステムを十分保持している。ウクライナも電子戦では進歩しているが、取り組むを始めるのが遅すぎた。より早く開発に着手すべきだった」と反省した。

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