ウクライナの「主要な攻撃はこれから」 国防次官

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バフムート近郊の前線でロシア軍の陣地に向けて迫撃砲を発射するウクライナ軍の兵士/Efrem Lukatsky/AP

バフムート近郊の前線でロシア軍の陣地に向けて迫撃砲を発射するウクライナ軍の兵士/Efrem Lukatsky/AP

(CNN) ウクライナのマリャル国防次官は20日、同国の軍隊が「1メートルずつじりじりと距離を詰めながら」前進していると述べた。その上で反転攻勢の主要な攻撃は「まだこれから」だと指摘した。

マリャル氏は戦況についてウクライナのメディアの取材に答え、ウクライナ軍が前進し、ロシア軍が守勢に回る方面もあればその逆もあると説明。ウクライナは少しずつ前進しており、「1メートルずつじりじりと距離を詰めている」との見方ができると述べた。

その上で、軍に与えられた任務は完遂されており、攻勢が始まったあらゆる方面で徐々に前進していると強調。ただ「主要な攻撃が行われるのはまだこれからだ」とした。

またウクライナは南部の複数の方面で攻勢をかけているが、ロシアの主な攻勢は東部で起きているとも主張した。

ウクライナ国家安全保障防衛会議のダニロフ書記は20日、ウクライナ軍が現在優先する主な事項の一つとして、ロシア軍の大砲と兵器システムを「消耗させ」、破壊することを挙げた。

ダニロフ氏がソーシャルメディアに投稿した内容によると、ロシア軍の司令拠点や弾薬の保管施設、燃料及び食料の供給ルートの破壊といった任務はウクライナ軍によって見事に遂行されている。破壊されたロシア軍の装備の数は、戦争開始以降最大に達しているという。

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