ウクライナ軍パイロットの操縦訓練、今夏にも開始の意向 オランダ

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ウクライナのゼレンスキー大統領(左)とオロングレン蘭国防相(中央)、ルッテ蘭首相/Peter Boer/Bloomberg/Getty Images

ウクライナのゼレンスキー大統領(左)とオロングレン蘭国防相(中央)、ルッテ蘭首相/Peter Boer/Bloomberg/Getty Images

(CNN) オランダのオロングレン国防相は、ウクライナ軍のパイロットに対するF16戦闘機の操縦訓練を今夏にも開始したい意向を明らかにした。ロイター通信の取材に答えた。

オロングレン氏は「今夏が我々の野望だ。ウクライナ軍のパイロットにF16の訓練を開始することは重要な一歩だ」と述べた。

オロングレン氏は制空権を持つことが不可欠だとし、パイロットの訓練は、将来のロシアによる再度の侵攻の阻止やウクライナ空軍の強化に貢献するとの見方を示した。

オロングレン氏によれば、オランダは訓練計画の検討を進めている。指導者は、パイロットの現在の技術水準や英語の流暢(りゅうちょう)さ、操縦になれている航空機などを考慮する必要があるという。

F35戦闘機のオランダ人パイロットは、ウクライナ兵の訓練について「まだわからない」としながらも、座学や語学、シミュレーター訓練が含まれるだろうと述べた。ウクライナ軍のパイロットはすでに航空機の操縦方法を知っているものの、戦闘機の操縦や、F16への移行は異なる技術を意味するという。

オランダや英国は最近、ウクライナがF16を獲得するのを支援するための「国際的な連合」の構築を行っている。ウクライナは、ロシアによる空からの攻撃が増えたことを受けて、F16が防空に不可欠だと主張している。

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