占領下のマリウポリで爆発の情報、ロシア軍基地で発生か ウクライナ側当局者

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マリウポリ市議会が共有した動画の画像。建物の向こうで炎が上がる様子が見える/Mariupol City Council

マリウポリ市議会が共有した動画の画像。建物の向こうで炎が上がる様子が見える/Mariupol City Council

(CNN) ロシアの占領下にあるウクライナ南東部マリウポリで19日夜、爆発が報告された。これについてアンドリュシチェンコ市長顧問は、ロシア軍の基地で発生したものだとの見方を示した。

アンドリュシチェンコ氏自身はマリウポリ市内にはいない。同氏はテレグラムで、基地はロシア兵150人あまりを収容しており、主に防空支援に使用されていると明らかにした。

やはり占領地域の外に拠点を置いているマリウポリ市議会も、アンドリュシチェンコ氏と同様の見解を示した。

市議会はテレグラムで「マリウポリの住民が3回の強力な爆発を耳にした」と指摘。暫定的な情報として、爆発は市内の空港にあるロシア軍基地で発生したと述べ、遠方で煙や炎が立ち上る様子を捉えた短い動画を公開した。

市議会はさらに「動画から判断する限り、この情報が確認されれば、敵は相当な損害を被ったはずだ」としている。

CNNは当局者らの発言について独自に確認できていない。ロシアが据えた地元行政府はまだ今回の爆発や原因についてコメントしていない。

マリウポリはウクライナ南部に展開するロシア軍の準備拠点となっており、ロシア軍の車列が頻繁に通過する。

マリウポリが前回攻撃を受けたのは2月下旬。ウクライナ軍南部作戦司令部のフメニュク報道官はその後、「遠すぎて届かないと思われている場所であっても、必ずしもそうとは限らない。マリウポリ方面はもう絶対に到達不可能ではなくなった」と述べていた。

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