「緊張を高める行為」の停止要求 中ロ首脳会談

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署名式典に出席した中国の習近平・国家主席とロシアのプーチン大統領=21日、ロシア首都モスクワ/ (Grigory Sysoyev/Sputnik/AFP/Getty Image

署名式典に出席した中国の習近平・国家主席とロシアのプーチン大統領=21日、ロシア首都モスクワ/ (Grigory Sysoyev/Sputnik/AFP/Getty Image

(CNN) ロシアを訪れている中国の習近平(シーチンピン)国家主席は21日、プーチン大統領と会談した。中国共産党機関紙の人民日報が発表した声明によると、両首脳は「緊張を高め」たり、ウクライナでの戦争を長引かせたりする行為をやめるよう求めている。

声明によれば、ロシアは中国のウクライナに対する「客観的で公正な」姿勢を肯定的に評価し、いかなる国やグループであっても「軍事的、政治的、その他の利益を追求するために他国の正当な安全保障上の利益」を害することに両国とも反対すると述べた。

ロシアは可能な限り早期に和平交渉を再開するという約束を繰り返し、中国はそれを評価したという。中国が12項目から成る和平計画で提案したいくつかの措置を含め、政治的、外交的手段を通じて中国がウクライナでの紛争の解決策の模索に「積極的に」関わっていることをロシアは歓迎した。

声明によれば、両首脳は、戦争を終結させる方法では「全ての国の正当な安全保障上の懸念」が尊重されなければならず、「火に油を注ぐ」試みや「ブロック間の対立」は防がなければならないと述べた。

加えて両首脳は国連安全保障理事会が承認していない一方的な制裁にも反対した。

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