東部バフムート、天然の防御で「難攻不落の」要塞に ウクライナ軍司令官

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煙が上がるバフムート上空=1月25日/Anatolii Stepanov/AFP/Getty Images

煙が上がるバフムート上空=1月25日/Anatolii Stepanov/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナ陸軍の司令官は6日、同国東部の都市バフムートについて、天然の防御により「難攻不落の要塞(ようさい)」になっているとの見方を示した。

陸軍のオレクサンドル・シルスキー司令官は、SNSのテレグラムで「この地域ならではの地理的な特徴がある。当該の都市は圧倒的な高台や丘に囲まれ、街自体が敵にとって罠(わな)になっている」と述べた。

シルスキー氏によると、ウクライナ軍は天然の地形に沿って障害物を設置。それが現場の地域を難攻不落の要塞にし、数千人の敵が死亡する状況になっているという。

「我々はあらゆる選択肢を用いる。技術的な能力のみならず自然の機能も活用して、敵の最もすぐれた部隊を撃滅する。戦闘は続いている」(シルスキー氏)

ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、「バフムートで降伏する者は1人もいない。我々は可能な限り戦うだろう」と述べていた。

ロシア民間軍事会社「ワグネル」のトップ、エフゲニー・プリゴジン氏は5日、バフムートでは戦闘が続いており、ウクライナ軍に退却の兆候は見られないとテレグラムで明らかにした。

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