台湾軍、女性の予備役訓練認める

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軍事基地で訓練を行う台湾軍兵士=11日、台湾南部・高雄市/Annabelle Chih/Getty Images

軍事基地で訓練を行う台湾軍兵士=11日、台湾南部・高雄市/Annabelle Chih/Getty Images

香港(CNN) 台湾軍は17日、女性に対して予備役訓練への自主参加を認める計画を発表した。女性にこうした軍事訓練を認めるのは初めて。台湾に対しては、中国が軍事的圧力を強めている。

台湾国防部(国防省)は、今年の第2四半期に開始する軍事訓練について、退役した女性兵士220人の登録を認めると述べた。

国防部高官は、この取り組みについて、今年は試験的な実施となると述べた。

台湾国防部は先に、男性と女性の両方を受け入れる能力が十分ではないため、男性の予備役だけを訓練するとしていた。

議員からは、訓練から女性の兵士を排除することは性差別だとの指摘が出ていた。

台湾は昨年12月、2024年からの兵役期間を4カ月から1年に延長すると発表した。

米中央情報局(CIA)のワールドファクトブックによれば、台湾軍の兵力は約17万人で、そのうちの大部分は志願兵。毎年約12万人の予備兵が訓練を行っている。台湾軍に占める女性の割合は15%だが、多くが戦闘に関与しない役割を担っている。

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