釈放の武器商人、ロシア支配下のルハンスクを訪問

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ロシアの武器商人ビクトル・ブート氏=12日、ロシア首都モスクワ/Aleksandr Sivov/Press Service of Liberal Democratic Party of Russia/AP

ロシアの武器商人ビクトル・ブート氏=12日、ロシア首都モスクワ/Aleksandr Sivov/Press Service of Liberal Democratic Party of Russia/AP

(CNN) 米女子バスケットボール選手との交換で米国内の刑務所から釈放されたロシアの武器商人ビクトル・ブート氏が17日、ロシア支配下のウクライナ東部ルハンスク市を訪れた。ロシア国営メディアが伝えた。

ブート氏は極右政党、ロシア自由民主党(LDPR)が同市に設置した事務所の開所式に出席した。

ロシア国営RIAノーボスチ通信が18日に伝えたところによると、ブート氏は同市を初めて訪問することができてうれしいと述べ、この地域が「まもなく平和になり、住民が将来を恐れることなく暮らせることを確信している」と語った。

同じくルハンスクを訪問したLDPRのスルツキー党首は、近くで精密兵器が稼働しているためにルートを2回変更する必要があったと明かし、「それでも私たちは訪問を中止しなかった」と強調。ルハンスクを含むドンバス地方とロシアは「永遠に一緒だ」と述べ、「私たちはどんな状況でも訪問する」と宣言した。

ブート氏は先週、ロシアの国営RTとのインタビューで、ウクライナにおけるロシアの軍事作戦を全面的に支持すると話し、機会と技能があれば自身も志願兵として加わると表明していた。

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