イスラエル軍、西岸ナブルスを攻撃 パレスチナ人4人が死亡

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ナブルスでのイスラエル軍との衝突後、遺体安置所で嘆き悲しむ男性たち=25日、ヨルダン川西岸/Jaafar Ashtiyeh/AFP/Getty Images

ナブルスでのイスラエル軍との衝突後、遺体安置所で嘆き悲しむ男性たち=25日、ヨルダン川西岸/Jaafar Ashtiyeh/AFP/Getty Images

(CNN) パレスチナ保健省によると、自治区ヨルダン川西岸の都市ナブルスの旧市街が25日未明、イスラエル軍の攻撃を受け、パレスチナ人少なくとも4人が死亡した。

また西岸ラマラの北に位置する村ナビサレでも、イスラエル軍の兵士に1人が殺害された。

負傷者は21人に上り、このうち4人が重体。パレスチナ人らはイスラエル軍に対し、抗議デモを展開した。

イスラエル軍は声明で、過激派組織「獅子の巣」のメンバーらが本部兼爆発物製造所として使っていた隠れ家に攻撃を仕掛けたと発表した。

同組織はイスラエル軍兵士の射殺や、テルアビブで警察が阻止したテロ未遂などを首謀したとされる。

声明によれば、爆破作戦に抗議してパレスチナ人数十人がタイヤを燃やし、兵士らに石を投げ付けた。部隊は武装メンバーから銃撃を受け、実弾で応戦したという。

パレスチナ通信(WAFA)は、ナブルスで数カ所の住宅地がイスラエルの攻撃を受け、銃撃音や爆発音が響いて煙と炎が立ち上ったと伝えた。続いて住民らとイスラエル軍部隊の間で激しい衝突が起き、イスラエル側から無人機を伴う援軍が送り込まれたという。

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