複数のロシア軍上級司令官を更迭、侵攻作戦の不手際で 英分析

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ウクライナ北東部の村に放置されたロシア軍の戦車の残骸/Aziz Karimov/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

ウクライナ北東部の村に放置されたロシア軍の戦車の残骸/Aziz Karimov/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

(CNN) 英国防省はウクライナ戦況に触れ、ロシア軍は侵攻作戦の初期段階で戦果を得られず、不手際も犯したとする複数の上級司令官を更迭したとの最新の分析結果を21日までに明らかにした。

同省はツイッター上で、精鋭の戦車部隊を指揮していたセルヒー・キセリ中将はウクライナ北東部ハルキウの制圧失敗の責任を問われ職務を解かれたと報告。

黒海艦隊の司令官を務めていたイゴール・オスピポフ中将も、同艦隊旗艦である巡洋艦「モスクワ」が今年4月に沈没したことを受け、解任された可能性があるとした。

ロシア軍制服組のトップであるゲラシモフ参謀総長については続投しているとみられると指摘。ただ、プーチン大統領の信頼を得ているのかは不明とした。

英国防省は、ロシア軍と治安機関内に「隠蔽(いんぺい)と責任転嫁の風潮が蔓延(まんえん)している可能性がある」とも推測。侵攻作戦に関与する多くの当局者は、作戦上の後退に伴う個人的な責任を回避するための努力に一層注意を払っていると主張した。

結果的に、「将校たちは主要な決断事項を上官の裁量に委ねることが増えるだろう」とし、「ロシアの一元化された指揮統制系統をさらにきしませる要因になる可能性がある」とも述べた。

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