NATO加盟国、東欧に兵力派遣 ウクライナ情勢めぐり緊張高まる

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親ロシア派勢力とにらみ合う最前線の陣地に駐留するウクライナ軍の兵士/Timothy Fadek/Redux for CNN

親ロシア派勢力とにらみ合う最前線の陣地に駐留するウクライナ軍の兵士/Timothy Fadek/Redux for CNN

(CNN) 北大西洋条約機構(NATO)は24日、加盟国の一部が軍備を整え、追加の艦船や戦闘機を東欧に派遣したと明らかにした。ロシアによるウクライナへの侵入が懸念される中、英国と米国は同国駐在の外交官の家族らに対し、国外に退避するよう命じた。

ロシアは昨年以降、ウクライナとの国境地帯で兵力や軍備を増強。また隣国ベラルーシへ派遣している部隊は、来月にも合同軍事演習を行うとみられる。ウクライナの当局者らはこれらを「本格的な作戦地域」として攻撃が始まる恐れがあると懸念を示す。

米国の情報当局は、ロシアのプーチン大統領がウクライナへの侵入を決断したのかどうかについては把握していないとしている。

ロシア政府は再三侵入の意図を否定しているが、NATOによるウクライナへの支援はロシアの西の側面に対する脅威に他ならないと主張する。

NATOとロシアは24日、緊張を高めているとしてお互いへの非難の応酬を繰り広げた。

NATOの声明によれば、この数日でデンマークはフリゲート艦1隻をバルト海に、F16戦闘機4機をリトアニアにそれぞれ派遣。オランダはF35戦闘機2機をブルガリアに配備した。フランスはルーマニアへ部隊を送る態勢が整っていることを明らかにしている。米国も東欧での軍備の増強を検討中だという。

NATOのストルテンベルグ事務総長は24日の会見で、上記の動きは防衛的かつ状況に相応のものだと指摘。NATOは「ロシアに脅威を与えていない」と強調した。

声明に、当該の軍隊がウクライナへの支援に使用される見通しを示唆する箇所はない。ウクライナはNATOに加盟していない。

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